2014年6月7日土曜日

カードで支払い、広がる!

最近、クレジットカードで代金を支払える分野がますます大きな広がりを見せています。それも、私たちにとって身近な生活場面の多くでカードを使えるようになったので、効率良くポイントを貯めていくことができる世の中になったといえます。 

たとえばドミノ・ピザでは、インターネットで注文したピザの料金をカードで支払うことができます。三菱UFJニコスと提携し、VISA、マスターカード、アメックスなどの国際ブランドがついたカードならばすべて対応しているようです。現在は全店舗の7分の1ですが、今後もっと増えて行く可能性があります。 

また、アパマンショップが管理する10万件の家賃もカード払いが可能です。従来は家賃では使えるカードが限られていましたが、今年2月からVISA、マスターカードといった国際ブランドがついたカードまで広がり利便性が高まりました。

そして調剤薬局でもカードで払えるところが増えています。 すでに外来診療費、入院、手術費をカードで払える病院はかなり多くなっています。「処方箋を購入する調剤薬局でカードが使えないのは不便」という利用者の声に応え、三井住友カードではファーマスクエアなど大手の調剤薬局運営会社の傘下にある薬局にカード決済を導入しています。

きわめつけには、弁護士や税理士といった専門家の報酬までカードで支払うことがでいてしまうんです。クレディセゾンでは一部の弁護士に国際ブランドのついたカードで支払えるようにしました。また自動車税などの地方税のカード払いを認める自治体も増えており、大阪市はふるさと納税をカードで決済できるようにしました。

以下に、カード払いを対応している分野を表にしましたので、参考にしてみてください。

分野
最近可能になったケース
決済に使える主なカード
家賃
大手不動産アパマンショップ VISA、マスターカードなどの国際ブランドが付いたカード
投資信託
マネックス証券で扱う約20本の積立対象投信の積立金額 セゾンカード
生命保険 2回目以降の保険料の支払い VISA、マスターカードなどの国際ブランドが付いたカード
弁護士費用 着手金や成功報酬など VISA、マスターカードなどの国際ブランドが付いたカード
税理士費用 確定申告についての税理士報酬 JCB、アメックス
医薬品の購入 病院で処方された医薬品の調剤薬局でも購入代金 VISA、マスターカードなどの国際ブランドが付いたカード
メンタルヘルス ストレスに打ち勝つためのプログラムサービスの購入代 UCカード、セゾンカード
税金 大阪市のふるさと納税 VISA、マスターカードなどの国際ブランドが付いたカード
公共施設利用料 岡山県の総合グラウンド施設利用料 VISA、マスターカードなどの国際ブランドが付いたカード
大学の受験料 北海道大学の受験料(海外からの留学生の分) VISA、マスターカードなどの国際ブランドが付いたカード
政治献金 政治家へのネット献金 楽天カード、セゾンカード
宅配サービス ドミノ・ピザへの宅配 VISA、マスターカードなどの国際ブランドが付いたカード
美術館、博物館などの入館料
足立美術館の入館料 VISA、マスターカードなどの国際ブランドが付いたカード